開催趣旨

 平成25年10月、環境省発表の「汚染状況重点調査地域における除染の進捗状況調査」によれば、福島県以外の汚染状況重点調査地域に指定された58市町村(除染実施計画未策定の2市を除く)については順調に進められており、学校・保育園等や公園・スポーツ施設では完了に近づいております。また昨年9月には、除染の進捗状況について総点検を実施し、今後、個々の市町村の状況に応じ、復興の動きと連携した除染を推進。その加速化・円滑化を図るとともに、復興計画の具体化に、随時対応するとの見直しを発表しました。さらに12月には南相馬市など6市町村について、新たなスケジュールを設定しました。

 環境放射能対策は、除染中心から復興事業と連携した総合的な取り組みへと、確実に次のステップに向けて動き出し始めています。環境保全対策に裏付けされた仮置場、中間貯蔵施設、減容化施設、浸出水処理施設等の建設。森林から生活圏への放射性物質の流出・拡散対策の推進。帰還困難区域におけるモデル事業の実施。原子力施設の廃止措置および安全基盤の強化研究など。また、除染については契約事務の効率化、新技術の活用、ノウハウの横展開などが挙げられています。

 環境新聞社はこれらの動きに対応し、「RADIEX2014」については、平成26年9月に従来の東京・科学技術館での開催に加え、福島県郡山市の招致に基づき、県市町村と県下の事業者、そして住民の皆様を対象として、屋外会場で開催するサテライト版RADIEX2014の位置付けで「RADIEX in Fukushima」も開催致します。

 RADIEX2014の全体テーマを「復興事業と連携した環境放射能対策へ!」と設定し、名称も「環境放射能除染・廃棄物処理国際展」から『環境放射能対策・廃棄物処理国際展』へと改め、より総合的な展示会へと拡大します。

 東京会場のゾーン構成は「放射能対策ゾーン(測定/分析・除染・廃止措置等)」「放射性物質汚染廃棄物処理ゾーン」「総合ゾーン」「パブリックゾーン」の4つに更新いたします。中でも今後の焦点である中間貯蔵施設の建設を中心とした「廃棄物処理ゾーン」に力点を置き、安全と復興に不可欠なものである環境保全へのリューションも併せて展示してまいります。また「総合ゾーン」につきましては、測定/分析・除染から、中間貯蔵施設・減容化施設の建設、そしてインフラ復旧、安全基盤の強化研究に至るまで、復興の動きと連携した一連の流れを訴求したいと考えております。

 福島会場は、「安心・安全生活を開く《除染》」をサブテーマに、地域がいま求めている除染技術。その実践と最適な運用を切り口とし、屋外会場において製品・機器・工法のデモンストレーションを中心に展開して行く所存です。また、環境省の見直し施策を背景に個々の市町村の状況に対応するとともに、各社様が蓄積した運用全般についてのノウハウの発表、およびインフラ復旧等の復興の動きと連携した展開を併せて行ないたいと考えております。

 つきましては、本趣旨をお汲み取りたただき、何卒、本展示会へのご出展を賜りますようお願い申し上げます。

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